top of page

3月5日 飽き性

  • betrayer200go
  • 3月5日
  • 読了時間: 2分

 趣味ごとの先生としてはあまり褒められた話ではないけれど、基本的に飽き性で

熱しやすく冷めやすいを地で行く性格をしている。

試しにかきながら今まではまっていたことを連ねてみると

料理では中華やパスタ、ハンバーグ、寿司など品をかえて楽しんでいたし

習字やそれから発展して水墨画、収集癖もあるため昔遊んでいた遊戯王カードや

ガンプラなんかにも手を出してみたり、ざっと自分の手を動かすことに関してはこんな感じで、大体一月で飽きてしまう。

それを越えて続いているものが津軽三味線と茶道ということになる。

津軽三味線も中学高校の部活動時期や大学受験の時などはほぼやる気はなかったし

茶道も専門学校という特殊な環境で志を同じくした友人のおかげで今も続いている。

この二つが今でも続いているのは間違いなく生徒さんのおかげで、

それは僕の見栄っ張りでかっこつけな性格とうまくマッチしているからだと思う。

見本になれるように堂々と点前や演奏をすることと、疑問質問に上手に答えられることを

意識することは、いい刺激になっている。

 とはいえ、いつか先生に「人の先生になるものは、人の生徒になりなさい」と

教えをいただいたこともあるし、そろそろ新しい何かを始めたい。

候補はギターかピアノで三味線ではできない曲や、三味線で何かしようとしたときに

役に立ちそうだからいいかなって思っている。

いずれにせよ人生は短いので始め得な気がした花粉症小休止のひだった。


松永 泰輔

 
 
 

最新記事

すべて表示
祖母の事3

当時大工さんたちの間で民謡が流行っていたらしくて祖父母ともに地域の先生のところで 尺八や三味線、歌を稽古していた、そのうち父も尺八を習いだし、きがつけば松永家は 民謡一家になっていた。 そんなあるとき近くに腕のいい三味線の先生が来ていて、祖母がテープレコーダーに...

 
 
 
祖母の事2

それから祖母は長男の賢司を出産する。 何を隠そう僕の父で、父の話も祖母から何個か聞いた。 やれ、おじいちゃんと相撲を取った話やら、おじいちゃんに日本刀でたたき切られそうになったりとか戦後という時代を感じさせられるエピソードが多い。...

 
 
 
祖母の事

僕の祖母は昭和10年に小田原で生まれた。 父は漁師で、兄姉弟二人妹の6人兄弟(おそらく)、曰く結構いい生活をしていたらしい。 そんな彼女の転機は父が亡くなってしまったことだろう。 40歳前後だろうか、大黒柱を失った一家はてんやわんやだったらしい。...

 
 
 

Comments


bottom of page